ミリオン・カード物語(カード・ファン・プロダクションの本) フロタ・マサトシ著 石田天海賞委員会配本23 クリアランス

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 ミリオン・カードの歴史については、石田天海の『奇術演技研究メモ』の中に「最近ある人が私に、ミリオンカードの動作は、誰がどうして考えたのかと尋ねた。私は「ミリオンカード」という名称は私が日本にこの奇術を伝えた時に名づけたが、むろん私の創作ではなく、またカーデニーの創作でもない」と答えたとありました。 石田天海著「奇術五十年」の文章には、1927~29年頃にカーディニのカードとシガレットのスライハンド奇術を見て感銘を受けたとの記述がありました。残念ながら、カーディニ自身がいつ頃からカードマニピューションを演じたのかは一切書かれていません。 本書「ミリオンカード物語」(1992年)には、ミリオンカードの系譜が書かれています。この本によると、日本で初めてミリオンカードが上演されたのは、昭和6年(1931年)12月、新橋演舞場で石田天海でした。しかし、その前身となるカーディニに関する記述はありませんでした。 更なる情報としては、石田隆信氏はToy Box13号に、新たな事実として1911年にオーストラリアでスプリットファンを演じたドイツ人の存在を明らかにしています。
 本書の目次(大綱)全121頁   序 章・ミリオンカードの系譜・「THE KALEHA]カード・プロダクションの手順・カードの魅力・出会いのこと・プロットについて・実技に入る前に・TENKAI&FUROTAのインターロックド・カードプロダクションと7枚のカード・インターロックド・カードプロダクションの実技・両手のカードと7枚のカード   プロット1~プロット5
 手順のプロット各種ファンカードの解説・スプリング・パケットの飛行・ファン・スチール・左手の片手ファン・パケット消失・デックのエキスチェンジ・手の滑り止め・パケットのスチール・バックパーム・ファンプロダクション・シルクから出現するファン・シューティング・カード・カードホルダーとネタの仕込み・取り付け方・SPINNING CARD SHOTS
 あとがき

【商品の説明】
サイズ:19cm×26cm×13.5cm 121ページ

【商品の状態】
使用状況:カバーケースには変色あり、本体は新品同様の美品です。

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